お気持ち表明

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GP千葉2023の振り返り

 こんにちは。今回のGP千葉では超越ウィッチを使用しday1は7-1、day2は1-4で合計9-5という結果でした。


せっかく考えたデッキをこのまま終わらせるのはもったいないと思い、
・デッキ選択
・構築の採用と非採用
・対面について考えたこと
・実際の結果
について覚えてる限りまとめました。


・デッキ選択
 事前のCSや実際の経験から今回のトップメタはクールでそれに超越、コンビショ、エルフが続くと考えました。エルフはクールに対して勝てないので早々に諦め、クール、超越、ビショの中から選ぶことにし、調整段階ではクールが当然一番強かったです。ですがクールはミラーの後手が勝てないこと、上振れたときは最強だが面展開(泰葉、5奈緒、文香)がない時がしんどいこと、自分の中で対戦中のリーサルが鮮明に見えてこなかったこと(練習不足もある)が理由で選択肢から外れました。
残った超越、ビショの中で自分はビショをかなり使いたく、噂ではクールにかなり勝てると聞いていました。しかしやってみるとガン有利というわけでもなく、ちょっと有利かな?くらいの感覚で勝った時も接戦で山上に助けられた場面が多くあったこと、ミラーが時間以内に終わる気がしなかったこと、超越に勝てないことで泣く泣く選択肢から外れました。
残った超越はエルフに対しては勝てなく、クールに対しても序盤の除去がないと苦しいですが、他のクール狩りデッキ、有象無象に対して有利だったことで選択しました。

・構築の採用と非採用
 選択した超越を考える中で構築の中でエンスナ5枚目、白霜2枚目、ペンギン以外の36枚は固定で他の4枚で色が出ると考えていました。
 ペンギン、マジックオウル、クレイグについて、鳥は実質1コス1点のカードとして、クレイグは相手の先2茄子進化を取れること、ペンギンは相手に処理要求をさせ顔へのダメージを吸えること+奏に一方的に取られないこと、コントロール相手に不必要になったスペルをドローに変換できることで各カードそれぞれ強みがありましたが調整の中で自分は1番ペンギンが強いと思い、ペンギンを採用しました。
 エンスナの5枚目はクールに対して負けたくなかったことで採用。ただここはウィンドブラストでよかったなと思いました。クールに対して、相手が出したフォロワーは全て返しの自分でターンで処理し、相手ターンでの処理はしないと決めていたのでクイックであるかの必要性はなく、むしろ4点になる可能性はもっと重要視するべきでした。
 白霜2枚目はミラーのクオン意識、1枚しかないと大切にしなければいけないが2枚あると序盤に雑に切れるので採用しました。特にペンギン、白霜はday1において非常に助けられたので、採用して正解だと感じました。
 次に非採用カードについて、大紅蓮とアルケミックロアは確かにクールやエルフの横展開を取るのには必要ですが、そのカードを使用するだけでそのターンが終わってしまう+面は取れても墓地のスペルが1枚しか溜まらないこと、エルフは分布が少ないこと、大紅蓮は5ターン目までにスペルチェイン10が達成できないことが多いので非採用となりました。
 センターと雷撃は先4泰葉を取るのに必要でしたが、取り回しが悪いことで複数採用ができず、雷撃1枚のみの採用となりました。
 
・対面について考えたこと
 クールに対しては1、2の除去とカースを引けるかどうか、クラクオで守護を並べられるか、相手が上振れないかの後手後手の立ち回りで矛盾しているようですが最大母数の相手に不利なため当たりたくない相手でした。
 ミラーに対しては先を取れるかどうかの戦いでもし後になってしまった場合は全力でペンギンを回して先手後手を逆転するしかありません。
 コンビショに対しては鬼呼びを探しに行き、マーウィンで隙ができた時に全力で顔を詰め、イージスが着地するまでに勝負を決めに行きます。ハゲや法典で形代による回転は難しいのでスペルで回すイメージ。
 他に対してはデッキパワーで超越が上なので、有利トレードをできるように立ち回ることを意識しました。
 また調整段階では自分の中で型を作ることを意識しました。自分は対戦中に色々なことを考えると頭がバグってしまうので、こう来たらこうするというパターンを作っておくことで当日アドリブで考えることが非常に少なく、時短とバグによるミスを減らすことができました。

・実際の結果
 結果的にday1を駆け上がれた要因は序盤に負けなかったことだと思います。プレイヤーがピンキリの中で負けてしまうと、潰しあったクールに下位卓で当たってしまい安定して勝ち星を増やすことができなかったと思います。
 また予想通り上位卓にはクールを意識したコントロール系が多く存在し、そういうデッキに対して超越は有利なので当たり方は極端でしたがコントロール相手に勝ち星を積み重ねることができました。
 day1において潰し合いでクールはどこかで負けてしまい6-2で上に上がると考えており、day2では1敗ラインを守らないと下位のクールに喰われると想定していました。ですが案の定超越ミラーをいきなり落としてしまい、当たりたくないクールに喰われる結果となってしまいました。
 day2最初の超越以外は全て後手となりました。
ミラー以外は後手をとってペンギンを回すプランだったので、相手が積極的に先手を選んでくれたことも読みとして噛み合ってくれました。

・総評
 今回のgpのために調整、相談したワダさん、辻、中野の方々の意見、考察はそのまま当日のメタゲームに合致しており、実際その中で何人も中野の方がday2に上がれたことを考えると非常に良い環境で練習できていると思います。
 現状自分はそのアドバンテージを享受しているだけですがなんとか自分も有意義な意見を言えるように精進していきたいと強く思いました。

次の大阪も頑張るぞ!